教育教材DVD「新コロくんと人類」寄贈

 佐伯市医師会では令和2年11月19日、新型コロナウイルス感染症に関するDVD教材を佐伯市教育委員会に寄贈いたしました。
 令和2年12月6日に当医師会担当で「第83回大分県医学会」を新築オープンした『さいき城山桜ホール』にて、市民公開講座の形式で開催予定でした。
 しかしながら、冬季に向けての新型コロナウイルス感染拡大が懸念されたため開催を断念いたしました。
 この学会に代わる地域貢献を検討した結果、特別講演でお招きする予定でした心療内科医であり被災地や国際紛争での活動経験豊富な桑山紀彦氏が、新型コロナウイルス感染症に関する小中学生向けの教育教材『新コロくんと人類』を作成しており、新型コロナウイルス感染症に対する正しい知識が得られ、さらに不安を抱える子ども達の心のケアに役立つと考え、佐伯市教育委員会を通じて市内31校の小中学校へ寄贈させていただきました。
 さらに大分県医師会のご支援も賜り、各郡市等医師会の皆様方へ児童生徒の教育・啓蒙に各地域で『新コロくんと人類』をご活用いただきたいとご案内させていただきました。

『新コロくんと人類』のご紹介
佐伯市教育市民ホール『まな美』での贈呈式の様子

精神科医でNPO法人『地球のステージ』(神奈川県海老名市)の桑山紀彦代表理事が監修。
教材は小学生用と中学生用があり、コロナによるストレスや不安への向き合い方を紹介。
感染した友人に差別やいじめをしないよう呼び掛けしている。

佐伯市医師会の島村康一郎会長より「児童・生徒の心のケアに活用していただきたい」と挨拶。
佐伯市教育委員会の宗岡功教育長は「子どもたちが正しい知識を身に付け、考えるきっかけになります」とお礼を述べられました。 
 この様子は、大分合同新聞に掲載され報道されました。
宗岡功教育長(左)  島村康一郎医師会長(右)